粟国島といえば粟国の塩である
昼飯で充電した俺は懲りずに潜ろうと思い、筆ん崎を目指した。
天気はあいかわらずの曇天だが、聞くとこによると筆ん崎の海は面白いらしい。
粟国島徘徊継続中
その筆ん崎だが、下り方がわからん。
とりあえずマハナ展望台方向に向かい、途中から下りられそうなところを探してアプローチしてみた。自転車はテキトーに停めとく。もちろん鍵はかけない。(離島は盗まれないからね)
浜を目指して岩場を慎重に下りるが・・
無理だろこれ、下りられないって・・(汗)
なんか途中で山羊の群れが「おまえマジか?」的な顔でこっち見てるし。ここで滑落した日にゃ誰も気づかないだろ。「離島大好きっ子粟国島に眠る」なんてことになったら笑えない。ってかこんな遠いところまで親族も友達も来ない。さみしい人生の終わり方になっちまう(汗)
きっと海沿いに行く道があるんだろう。天気も悪いしここはあきらめるか。
もう今日は泳げないな。こうなったら粟国島を徹底的にチャリで走破してやる!ってことで向かうは粟国島と言えば粟国の塩だ。
塩工場へ行かねば!
ちょっとその前に寄り道。
位置的にマハナ展望台のそばにある大正池へ行ってみた。
大正池とは大正天皇即位記念事業として大正4年に作られた公園だそうだ。粟国村役場が発行する粟国島観光マップには大正池公園として親しまれていると解説されているが、
やっぱり誰もいねーよ・・
おまけに遊歩道の上に茂る草木から落ちた葉?実?で遊歩道が激しく滑る。
すべ・・×&%$!?☆!
ええ転びましたとも・・階段の上から下まで見事なケツバウンド(痛)
尾てい骨は折れてないと思うけどケツが痛い・・と、とりあえず塩工場を目指すぜ。
そしてここが塩工場だ!
ハイ、どーん!
怪しい基地にしか見えんw
あの大きな建物の中には竹が逆さに吊るされていて上から海水が流されている。これが塩田タワーと言われる建物だ。穴の空いた壁から風が入り、水分が蒸発してだんだん塩分が濃くなるという仕組み。
そして その海水は天日と鎌焚きのいずれかで結晶化される。まぁ詳しいことはこちらを見て欲しい。
粟国の塩は首都圏でも買えるがちょっと高いのが困るところ。生産地である粟国島の商店では安く買える。(それでも他の塩よりは高い。)帰りの荷物になってしまうが、粟国島まできたら商店で買うと良いだろう。もちろん俺も買ったさ。
俺がここを訪れたのは粟国の塩の産地ということだけではない。すぐそばの浜がナビィの恋のロケ地でもあるからだ。
ここは菜々子と福之助がタコを獲るシーンでロケられてる。泡盛を飲みながらタコを焼いて食べてたね。