粟国島で仕事を探してみた
粟国島で仕事を探してみた。
いや冷やかしではなく真剣に。(今振り返れば)
ハローワークなんぞは見つからなかったのでとりあえず役場に行ってみた。
マジで仕事を探してみる
粟国島の粟国村は島尻郡に属する。島尻郡役所は那覇市に設置されており、粟国村は人口が800人に満たないせいか、島にハローワーク(職業案内所)は無かった。代わりに求人情報が那覇から定期的に送られてきていた。
その求人情報は郡役所管轄であるがゆえに、島尻郡すべての情報が掲載されている。残念ながら粟国村の求人は無かった。
ちなみに島尻郡に所属する島は範囲も広いし数も多い。北は伊平屋島(村)、東は北大東島(村)、西は久米島(町)が属している。
さらに突っ込んで職員の方に島独自の求人が無いかを尋ねてみたところ、介護施設で募集があるとのことだった。しかしそれは介護職にも関わらず資格の有無は問われず、且つ正職員の募集ではなかった。
知っての通り沖縄県は失業率が日本一高い。2009年には7.5%を記録している。その要因として基地問題や本土との経済格差が指摘されるが、このサイトではそこまで踏み込んで述べることはしない。離島は求人状況が芳しくないということだけは書いておく。
対応してくれた職員を見てつくづく思ったけど、こうして現実を見ると役所や郵政、インフラ関連などの基盤がしっかりしたところに勤めるってスゴイことだな。役所のそばにはきれいな郵便局があったさ。沖縄電力電業所職員用の立派な借り上げ宿舎も見かけたね。
わかってはいることだけど離島に移住するって簡単なことじゃない。やっぱり仕事がないというのは致命的だ。石垣島ぐらい大きな島でないと難しいのかもしれない。