沖縄・離島の旅

離島大好きっ子の沖縄・離島の旅

藪地島で6,500年前の謎を追え!!

 

壮大なタイトルである。ルパン三世のようにタイプライターを打つ音を想像すると楽しさ倍増である。冒頭から脱線してみた(汗)

ジャネー洞入口の看板

ジャネー洞入口の看板

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いよいよジャネー洞へ

やってきたのはここ、藪地島はジャネー洞。沖縄では洞と書いて「がま」と読む。洞窟のことだ。上の写真じゃ何が書いてあるか読めないだろうから、まず左側の看板に書いてあること要約しよう。

藪地洞窟遺跡
1959年に発見され、約6,500年前の土器や貝で作られた鏃(やじり)が出たにょ

と書いてある。要約しすぎ?(汗)
つまるところ遺跡だね。洞窟には6,500年前に人が住んでいた痕跡があり、且つ、埋蔵品から九州や中国の文化と共通するニオイがするとのことだ。1959年って意外と最近だな。

次に右側の看板に書いてあることを要約しよう。

お約束
聖地だぞ荒らすにゃ

と書いてある。やっぱり要約しすぎ?(汗)
聖地、ここは拝所になっているんだね。つまり御嶽と同じ扱い。そして勝手に碑を建てたり掘削したり、埋蔵品が見つかっても盗むなとのことだ。

ジャネー洞

ジャネー洞

手前に写っている子供たちはキジムナーではないw俺が訪れたとき、一組のファミリーがいたのだ。

写真には写っていないが、周辺に家庭系ゴミが散乱していてかなり荒れ放題である。しかも誰かがここで生活してそうな痕跡もある。入口付近には碑が乱立していて何が何だかよくわからん。聖地には見えないな・・(汗)

入口から洞窟を覗く

入口から洞窟を覗く

もちろん中に入るぜ。

ちょっと入ったところから入口を撮ってみた

ちょっと入ったところから入口を撮ってみた

さらに奥に進む。

暗い・・

暗い・・

うおおっなんか光った!Σ( ̄◇ ̄!;
って誰かが落としたサングラスか。焦らせるなよ、俺って小心なんだからさ。

さらに奥に進む。

ああ・・なんか写っちゃってない?(汗)

ああ・・なんか写っちゃってない?(汗)

だめだ。これ以上進めない。この写真の時点で外からの(入口からの)光は届いていない。つまり真っ暗闇だ。iPhoneの画面とデジカメのシャッターを半押ししたときに光るランプ(AF補助光)だけでここまできたけど、右手にカメラ、左手にiPhone、足場が悪いためにどっちかを落としたら泣くしかない。っつーか真っ暗すぎて怖すぎる。この洞窟、すげえ深くないか?

といういわけで引き返した。こんなに深い洞窟とは思わなかった。懐中電灯が必要だわ。今日は持ってないので断念するしかないな。タイトルのごとく6,500年前の謎を追うどころか迫ることすらできなかった。スマン。

ってか入口に車が4台あったよな?1台はさっきのファミリーとして、残り3台の人たちは洞窟の奥にいるのか?(汗)

もっかい貼るけど入口に駐車されていた車

もっかい貼るけど入口に駐車されていた車

すぐそばが浜だから釣りでもしてるのかな?だったらいいけど、ジャネー洞の奥でうーとーとぅ(お祈り)してるのかな?後者ならちょっと怖い。釣りをしているということにしておこう・・

ところでジャネー洞は遺跡であり拝所であり聖地である。そして沖縄には洞窟が多い。必ずしも全ての洞窟がジャネー洞のような場所かというとそうではない。過去の沖縄戦争で洞窟に逃げ込んだ人たちが集団自決をはかったり、上陸した米軍に惨殺されたり等、それはそれは悲しい出来事のあった洞窟が数多くある。洞窟を訪れる際には事前に調べてから行った方が良いだろう。特に霊感のある人は注意した方が良い。上の写真みたいに「写っちゃった?」どころじゃ済まなくな・・

 2012年8月 本島
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