ありがとう粟国島
いよいよ粟国島ロケ地ツアーも最終日だ。
今日の船は14:10に出る。
それまでにまだ見つかってないロケ地へ行くぜ。
最後のロケ地アタック
メインのおかずはポーク&玉子だ。沖縄の定番だね。汁ものはアーサ汁。アーサ汁はとっても美味しいんだけどなぜか関東では見かけないね。
よおし今日こそは例のロケ地を見つけてやるぜっ!(→前回の記事参照)
牛祭りの帰りに菜々子たちが歩いた坂道。俺的にはジーンとくるシーンだった。どうしてもここに行きたい一心でそれっぽい場所をチャリで探し回った。
粟国島はアップダウンが激しくて自転車ではつらい。探してるのは坂道だ。かなりきついぜ。
で、一箇所目。
ちょっと似てるけど違う。月日も経ってるし、工事とかのおかげで当時の印象が無いのかも知れない・・
うーん、やっぱり違うな。しかし位置的には坂であることを考えるとこの辺なんだが・・
と、プラプラしてたらみつけたぜ!ここだ!
天気がよいときか、もしくは夕暮れどきに来てみたかったな。映画では夕方だったしね。撮影された当時はガードレールが無かった。ちょっと雰囲気が違うけど、あのときのシーンがよみがえってきたよ。
いやぁ大満足だ。ナビィの恋をきっかけに粟国島をしゃぶりつくした気分だ。天気が悪かったのは残念だけど、それはそれでまた来る気になる。
昼飯までまだ時間があるな。ちょっと長浜ビーチへ行ってくるか。
よくあるパターンだ、最終日に晴れるってやつw
やっぱり海(沖縄)は晴天の方が気持ちいいわ。
さて宿に戻って最後の食事(昼食)だ。14時の船に乗るということもあって、おばあも早めに用意してくれていた。
やっぱり美味いぜ♪
たくさんの民宿に泊まってきたけど、ここまで俺の舌にビンゴな食事の民宿は無かったな。粟国島なら民宿波止場さんがオススメだわ。
食事が終わったころ、近所のおばあが宿にやってきた。なにやら宿のおばあと地の言葉でしゃべっているがさっぱりわからん。そのうちそのおばあが俺に話しかけてきた。
*&’%$)%$KHU)&%?
わっかんねー
そこで宿のおばあの助け舟。
「このお客さん、こっちの言葉わからんよ」
それを聞いたおばあは俺に問い直した。
「あんた何しにきた?」
...orz
これってよく言われるんだよな、島の人に。
俺がナビィの恋を見て島に来たことを話すと、おばあたちはあらためて島の話をたくさんしてくれた。
映画の効果で観光客は増えたようだ。これが良いとか悪いとかの議論もあるだろうが、映画があったからこそ俺は粟国島を楽しめた。離島はメジャーになるとそれまでの文化や歴史が崩れたりもするが、島を知ってもらう意味でも映画の舞台に抜擢されるのはアリなんじゃないかな。
しばらく3人でゆんたくしてたが、時計をみると14:05ぢゃねーかっ!船は14:10出航だぞっ?
お礼を告げて俺はフェリー乗り場までダッシュだ(汗)
最後はバタバタになっちまったけど、粟国島に来て良かったな。宿もばっちり当たったさ。波止場さんは最高だった。なんつーか、沖縄のおばあってキュートだな。ビューチフルでもプリチィでもなくキュート。そんな素敵なおばあ達だった。