沖縄・離島の旅

離島大好きっ子の沖縄・離島の旅

離島大好きっ子のサガリバナ

 

ハイサイ、(´▽`)ノ♪
帰ってきた離島大好きっ子です。いやどこにも行ってないけどね(汗)

サガリバナの花

サガリバナの花

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離島大好きっ子流サガリバナの育て方

冒頭の写真はサガリバナの花。沖縄好きならハァハァ(*´Д`)する花の一つかな。
今日は離島大好きっ子が育てるサガリバナを紹介する小ネタだよ。

サガリバナの実

サガリバナの実

ハイ、サガリバナの"実"っス。
干からびたハコフグぢゃないよ。

取木や挿木をするとか苗木を入手するとか、そんなこたぁせずに"実"から育てるのが離島大好きっ子。遠回りが大好きな性分でございます。

さて、この"実"を土に植えればニョキっと芽が出るんだけど、それって数か月とかスゲエ時間がかかる。「"実"なわけなんだから、そのまま植えるより"種"を取り出して植えた方が早いんぢゃね?」と考える離島大好きっ子は"皮"を剥いて植えるのだ。
ちなみに"実"とか"皮"と言いつつも果肉のような部分は・・・見当たらない。種は厚い皮と藁のような繊維質?で覆われてる。

サガリバナの種

サガリバナの種

種はこんな感じ。(先の写真とは別の"実"を剥いて取り出した種)
左側の尖がった方が、花のガクがあった部分。反対側が線状花序にぶら下がっていた部分(つまり樹の方)。

根は尖がった方から出て、芽は反対側から出る。

茶色い薄皮は剥かない。アボカドとか薄皮まで剥いた方が発芽が早くなる種もあるけど、サガリバナの種は薄皮を剥いてしまうと根が出るまでに腐ったりカビたりしてしまう。

取り出した種は3日間ほど、メネデール100倍希釈の水に浸けて暗い場所に置いとく。ってこのステップが必要なのかはわからない。なんとなく暗い場所で吸水させてから植えた方がいいかなーと離島大好きっ子が勝手に思ってるだけ。

種の植え方

先ず10センチぐらいのポリポットを用意して腰水による吸水環境を作る。
腰水というのは、簡単に言えば水を溜めた鉢皿に鉢を置き、鉢底の穴から土に水を吸わせるやり方だ。

ポリポットとネット

ポリポットとネット

ポリポットはたいてい中央に穴が開いているので、その穴から土が流れ出ないようにネットを入れる。このとき鉢底石は入れない。根腐れしそうな気もするけど、サガリバナは大丈夫。湿地帯の植物だしね。

土はどこでも手に入る「花と野菜の有機培養土」とか、そんなもんを使ってる。

種を植える"向き"だけど、離島大好きっ子は根が出る尖がった部分を下にして(縦向きにして)植える。これは、横向きより縦向きの方が根と芽にかかる負担が少なくなるかなーと考えるため。
また、種全体が土に埋まるように植える。これは、成長していくうちに種の表面のあらゆるところから根が出てくるため、種全体が土に埋まっていた方が効率がいいかなーと考えるため。

ポットと種

ポットと種

写真は土を完全に被せる前の状態。
種がポリポットの中心からオフセットしているのは、まっすぐ下に伸びる根がネットを突破するのを防ぐため。

根が出たー( ´ ▽ ` )ノ♪

根が出たー( ´ ▽ ` )ノ♪

ハイ、植えた日から数えて10日後の種。根が出てきたヨ。

置き場所は、夏は昼の気温が30度くらいで夜は26度くらい、湿度は60%前後。明るいけど直射日光に晒されない、そんな場所は離島大好きっ子ん家の風呂場だったりする(汗)

芽が出たー( ´ ▽ ` )ノ♪

芽が出たー( ´ ▽ ` )ノ♪

さらにハイ、植えた日から数えて28日後の種。芽が出てきたヨ。
やっぱり"実"から"種"を取り出して育てると早いな。

成長したサガリバナ

成長したサガリバナ

こちらは同じやり方で1年前の8月から育てているサガリバナ。現在の樹高は鉢の縁から計って50cmほど。鉢はセラアートの6号サイズ。

このときは種を植えてから2週間ぐらいで根が出て、そのあと4週間ほどで芽が出たっけな。芽が出るまでは腰水で吸水させていたけど、鉢上げしてからは毎朝水やりしているだけ。

暖かい沖縄だからなのか、葉は一度も落としたことがない。ってか夏は冷房、冬は暖房をつける室内で育てているにも関わらず、スクスクと育っている。1年でこんなに大きくなるなんてたくましいぞサガリバナ君。ありがとう、花が楽しみだ☆

発芽しないサガリバナの種

これはおまけのお話。

"実"のまま植えたときにいつまで経っても芽が出ない、なんてことがある。それはたぶん虫に喰われちゃった"実"ぢゃないかな。
サガリバナの"実"は、樹にぶら下がってる状態でも樹から落ちた状態でも虫に喰われやすい。虫に喰われちゃった"実"は"種"までヤラレてると思うよ。

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