久高島の出会いと別れ
だいぶ歩き回ったせいか、お腹が空いてきた。たまにはけいさんとこでご飯を食べよう。
出会いと別れ
この日、けいさんで炒飯をオーダーしてみた。うむ、懐かしい味の炒飯である。というか家庭的、というかお袋の味、というかこれ炒飯か?的なw
久高島に来たら定番のとくじんさんもいいが、けいさんもオススメである。いろんな意味で(謎)
ランチの後、同宿のお客さんがまた一人帰っていった。
今回の俺は久高島に3泊する。かなり贅沢な滞在だが、その間に旅人が去っていったり新しくやってきたり。これが一期一会とかいうのかもしれないが、みんなどんな想い出を胸に抱いて(仕舞って)旅をしているのだろうか。それがその人の記憶に残るのか否かはその人次第だろう。俺がこうして思い出すことがあってもその人が思い出すかどうかはわからない。なんて考えてどうするんだかよくわからないけど、なんとなくそんなこと考えてた。
ちょっくら港の辺りも散歩してみますか。
港そばの防波堤に登ってみた。なんとなく危なさそうな気もするけどこのあたりは潜ると面白そうだな。
久高島のよさそげなポイントは岩場ゴツゴツでアプローチが非常に厳しい。カベール岬に行ったことがある人ならわかると思うけど、あの鋭利な岩肌はつまずいて手でもつこうものなら血だらけになるような気がしてならない。ウディ浜はエントリーしやすいけど実は厳しい島なのである。
追記:
ウディ浜は2018年11月現在、立ち入り禁止です。
遊泳の他、岩場へ降りることも危険です。立ち入りはご遠慮願います。
怪我や事故のないよう、島の旅をお楽しみください。
おっと、知らないうちに新しいお客さんが来たようだ。
なんとなく南部に来て、なんとなく久高島に来て、なんとなく一泊したようであるこのお客さん、自転車で島を駆けずり回り、神の島なのに何もなくてつまらないとこぼしていた。島の感じ方は人それぞれ。このお客さんの言っていることは間違っていないし悪いことを言っているわけでもない。そんな話のなかで俺の感じるままのことを話してみた。するとこのお客さん、納得する様子で話を聞いていた。別に偉そうなことを話したわけではない。思ってることを話しただけだ。何か伝わるものがあったのかもしれない。不思議なこともあるもんだ。