北大東島の行き方、アクセス
北大東島は飛行機か船で渡ります。ここでは那覇空港から泊港(とまりこう、通称とまりん)、もしくは新港ふ頭を経て、船(フェリー)で渡る行き方、アクセスを紹介します。
船舶の運航について、コロナ過の影響を踏まえ、必ず各運営組織体のWebサイト等を確認するようにしてください。
南大東島の行き方、アクセスはこちら↓をご覧ください。
https://okirito.net/access/779.html
紹介する行き方、アクセスの概要
那覇空港から泊港まで(ゆいレール+徒歩)
那覇空港から泊港まで、ゆいレールと徒歩による行き方です。
まずは那覇空港からゆいレールで見栄橋駅へ向かいます。
那覇空港からゆいレール
那覇空港とゆいレールの駅は隣接しており、連絡通路でつながっています。那覇空港到着後、1Fの手荷物受取所から到着ロビーへ出たら、すぐそばにあるエスカレーターで2Fに上り、ゆいレール駅へ向かいます。表示や看板があるので迷うことはないでしょう。
https://www.yui-rail.co.jp/stationinfo/map_nahakuko
ゆいレールの運賃は¥300、14分ほどで美栄橋駅に着きます。
次に美栄橋駅から泊港へ向かいます。
美栄橋駅から徒歩
見栄橋駅から泊港まで約700メートル、徒歩10分ほどです。見栄橋駅を出たら、すぐそばの川沿いを国道58号線まで歩き、地図の通り北へ向かえば泊港に着きます。
那覇空港から泊港まで(タクシー)
料金は高いけど、確実に且つ早く着くのがタクシーです。
おおよその料金は¥1,600ぐらい、所要時間は約20分です。(道路事情によります。)
那覇空港のタクシー乗り場(空港1F到着ロビーの外)まで行き、運転手に「とまりこうまで」もしくは「とまりんまで」と伝えればOKです。
https://www.naha-airport.co.jp/access/taxi/
那覇空港から泊港まで(路線バス)
路線バスは複雑ゆえにオススメしませんが、一応紹介します。
那覇空港のバス乗り場(空港1F到着ロビーの外)まで行き、系統番号23番・具志川線(久茂地経由)、26番・宜野湾空港線、99番・天久新都心線、やんばる急行バス、これら4路線の中からいずれかのバスに乗ります。どちらに乗車しても泊高橋(とまりたかはし)バス停で降車します。泊高橋バス停は泊港の目の前にあります。
各路線のダイヤ、料金の確認はちゅらバス@なびの利用をお勧めします。
https://yanbaru-expressbus.com/
泊港から北大東島まで
船は「フェリーだいとう」です。所要時間は約15時間。基本的に17時に那覇を出発して、翌朝の08時に北大東島と南大東島の、どちらかの島へ到着します(詳細は後述の運航スケジュールを参照)が、準備が整い次第出港することがあるため、16時半ごろに出港し、予定よりも早く到着することもあります。なお、那覇を出港した船が再び那覇へ戻るのは3日後です。
料金(2020年10月現在)
那覇-北大東島
大人:往復¥11,010/片道¥5,790
小人:往復¥5,510/片道¥2,900
北大東島-南大東島
大人:片道¥870
小人:片道¥440
※他、詳細は後述の大東海運(株)のWebサイトで確認してください。
予約
事前に予約が必要です。
那覇発の船を予約するとき:
大東海運(株)
TEL 098-861-0515
北大東島発の船を予約するとき:
北大東村港湾業務課
TEL 09802-3-6062
南大東島発の船を予約するとき:
南大東村港湾業務課
TEL 09802-2-2003
那覇発の場合、予約後の乗船券はとまりんアネックスビル1階にある大東海運事務所で購入します。
北大東島、および南大東島発の予約については、それぞれの島の港湾事務所で購入します。
運航スケジュール
運航スケジュールによって寄港する島の順番が変わります。
北大東島へ先に行く便(北先航)
那覇→北大東島→南大東島→北大東島→南大東島→那覇
南大東島へ先に行く便(南先航)
那覇→南大東島→北大東島→南大東島→北大東島→那覇
http://www.daitoline.com/calendar/
他、海況により出港日や出港時間、到着時間などが変わることがあります。(季節によっては意外と頻繁に変更されます。)
船の出港場所は2か所
泊港、および新港ふ頭のいずれかより出港します。前述の運航スケジュールで確認してください。
新港ふ頭のフェリー着岸位置付近は泊港から約2.6キロほど離れているので注意してください。(新港ふ頭出港日は余裕を持ってとまりんで乗船券を購入してください。)
フェリーだいとうの様子
船内は飲酒禁止となっています。(喫煙は喫煙室で可能です。)
離島大好きっ子のオススメプラン(弾丸)
せっかくですから北大東島と南大東島の両方へ行くことをお勧めします。ただし船の運航次第となるため、北大東島と南大東島間の移動で飛行機を利用することも視野に入れておいた方が良いでしょう。
ちなみに片道でRACを利用したときに獲得したマイルはボーナス含む10マイルでした。
経由便を利用するときは電話での手配がお勧めです。
https://okirito.net/anecdote/8489.html
北大東島・南大東島へ行く際の予習
絶対にこの映画を観てから行った方が良いです。南大東島を中心にロケが行われた映画ですが、大東という島々の生活が描かれています。観てから行って、帰ってきてからまた観て。なかなか遠くて行けない大東だから、徹底的に楽しんでみてはいかがでしょうか。
大東の旅で注意しておきたいこと
とにかく船の運航スケジュールに注意が必要です。往復の移動を船で予定している場合、且つ北大東島と南大東島の両方へ行こうとするとき、船の運航が変更されただけで宿の予約もひっくり返ります。宿側も船(海況)次第であることを心得ているため、このあたりは土壇場でのキャンセルとなっても叱られることはありませんが、現地で柔軟な旅程変更を迫られる可能性があることを想定して渡航した方がよいでしょう。
船酔いしやすい人はアネロンニスキャップが必須です。