民宿の醍醐味はゆんたくだ☆
民宿の醍醐味と言えばゆんたく。これが楽しみで民宿を利用する旅人は多いはず。
離島で泊まるならホテルよりも民宿の利用を推奨する沖縄・離島の旅w
ってかホテルが無いんですけどー
ところでそのゆんたくってなんだ?
ゆんたくとは?
ゆんたくというのはうちなーぐち(沖縄の方言)で「おしゃべり」という意味。民宿のゆんたくといえば宿泊客同士のコミュニケーション、もしくは飲みと解釈すればOKでしょうか。
民宿にはいろんな旅人が集まります。その旅人同士のおしゃべり、そして飲みはホントに楽しいものです。人と話すのが苦手という内気な方でも旅の解放感でゆんたくを楽しんできたことでしょう。
不思議なことに類は類(友)を呼ぶかのごとく、自分と似た類の旅人がその日その時宿に集まるものです。初見なのに自分と波長があう。話が盛り上がらないはずはありません。俺の経験上、8割方はそんな感じでした。もちろん残る2割は「あちゃー、水と油だわ―」と感じることもありましたが、それはお互いに通ずるもの。気分を害するところまで互いに踏みこむことなく距離が空くものです。人って不思議ですね。
さてそのゆんたく、民宿によってスタイルが変わります。大きく分けて次のような感じ。
1)宿側の主催でお酒が振る舞われる
2)宿側の主催でお酒が振る舞われ三線で歌う
3)旅人同士が自発的に発生させる(宿はノータッチ)
1)と2)は宿のリードです。これは宿に感謝しましょうね。
ではそれぞれの違いは?
1)は文字通り宿のおもてなしです。
宿側が宿泊客に声をかけ、宿が中心になって飲み会が始まるスタイル。もちろん参加は自由です。気が向かなければ無理に参加する必要はありません。「今日は疲れてるんで先に休みます」と言えばOKです。その後あなたの部屋の灯りが点いてたって誰も気にしませんし、次の日何も言われません。都会のように気を遣う必要は無いのですw
2)は賛否両論真っ二つ。
歌ってワイワイするのが大好きな方にとってはとても楽しい時間になります。飲みたい、歌を聞きたい、でも自分が歌うのは苦手という方には苦痛な時間になります。これは本当にビミョーなところ。三線の奏者が「どうしたの?みんな歌おうよ!」と言っちゃった日にゃ前述のような方は凍りつくんですね。でもね、三線の奏者が歌うことを強制することなく歌ってくれて盛り上がるゆんたくもあるんです。このとき歌うのが苦手な方にとっても楽しい時間になるんです。こんなこと宿を予約する前からわかるワケないっつーのw
3)はもっとも一般的なゆんたく
たいていは庭でぼーっとしているところに「こんにちわー」と他の旅人から声をかけられて始まるパターン。もちろん逆もあります。軽い挨拶から入ったつもりが波長が合って話が盛り上がり、そのままどっぷりと。これはホントに楽しいです。食事の時間や寝る時間を忘れてしまうし、夕食後であればガンガンお酒を飲んでみんなでビーチに繰り出したりもしますw
だいたいこんな感じですが、マジメな話、2)の歌う(歌うことを強制される)のが苦手な方は事前に宿の口コミ情報を丹念に調べた方が良いです。間違えば旅が台無しになることもありますので。
ホントのところ、歌うゆんたくだって飛び込んでみると面白いです。メンバーがぶっ飛んでる系が多かったり世代が近かったりすると盛り上がります。要は自分の気持ちと心構え的なところによるものかもしれません。歌うのが苦手な方も、楽しもうという気持ちで飛び込んでみてはいかがでしょうか。
とは言いつつ、やっぱり苦手な方のためにも竹富島の宿で、且つ離島大好きっ子が経験した範囲で歌う・歌わないの情報を書いておきます。
歌わないゆんたく:
松竹荘さん、小浜荘さん、高那旅館さん、泉屋さん
以上、ご参考まで。