沖縄路線バスの旅、バックパッカーの夢と現実
ようやく食パン1本が来たぜ!
なんでもないこのカットされる前の食パン1本、つまり一斤×3つ分の業界で言うところの1本という単位な姿である食パンというお前が愛おしくてたまらないぜ!
そうさ俺は1時間もお前を待ち焦がれていたのさ!
注:食パン1本=バスのカタチ
バスとドラマ
バスに揺られてどんぶらこ♪
ただの路線バスだがこのワクワクドキドキ感がたまらない。バス旅って楽しいな♪1時間待っただけあって楽しさ倍増w
さて、この路線バスに1時間揺られて知念を目指す。
道中、俺は後ろの方に座っていたが、さらにその後ろに女子が二人座っていた。
耳ダンボで会話を聞いていると、どうやら一人は東京の子で、もう一人は地元沖縄の子のようだ。東京の子は沖縄出身ではないっぽい。何かのつながりがあってここ沖縄に来ているみたいだ。
沖縄の子の言葉は沖縄訛りでいい感じにゆるい。これが聞いていてとても気持ちが良い。もはや「聞く」ではなく「聴く」心地よさだ。
特に「私さーこのまえさー」と、最後につく「さー」のイントネーションが心地よい。それはまるで小川のせせらぎのようだ。
さすがに沖縄映画で予習をしまくっていただけあって訛っていることに驚きも抵抗もなく、これが本物であるという感動が俺を支配している。
は!
もしかしたらこの沖縄の子はすげえカワイイんじゃないか?
と勝手にふくらむ妄想シクヨロ、ここは一発振り返って確かめるべきか?!
その女子たちが座っている席と俺の席の間は一席だ。かなりの至近距離だ。場合によっちゃモロバレな振り返りになる。
しかも目があっちゃった日にゃどうするよ?
ゴホゴホっとか咳払いしてごまかすかってそれは頭ポリポリ並に「なんだコイツ視線ビーム」でこっちが丸焦げになるぜ。
どうするここは小心切って気にせず曇天の景色で心ごまかすか?
いやまて、心の声に耳を傾けることから始まった旅だ!
ここで確認しなければこの旅の99%を棒に振っちまうぜ!と勢いよくさりげなく振り返ってチェック!!
チーン・・(ioi)
世の中知らないことの方が幸せなこともあるんだということをあらためて勉強シマシタ。
斎場御嶽入口まだかなぁ・・