沖縄で見られる古民家の屋根に隠された秘密

ハイサイ！(´▽`)ﾉ♪
今日は沖縄の原風景として代表的な存在の古民家についてネタを絞りましょうね(汗)

隠された秘密とは？

これはとある宿で出会った、住宅の設計を営む旅人さんから聞いたお話。

台風が多い沖縄の古民家はよくできた設計をしており、あの屋根はF1マシンのウィングのようにダウンフォースを生む役割を果たしているとのこと。屋根は大きく、家屋は低く、なるべく風の影響を受けない、むしろ風を利用して安定するように考えられた造りなのだそうだ。

ほお、なるほど。たしかにそうなってる。

さらにその設計士さんは続けて話した。内地から移住してきて、台風の恐ろしさ(風の強さ)に理解の浅い設計士が家と作ると、自分の趣味趣向で内地でよく見かけるような平たい屋根の家を設計してしまうが、コンクリート造でもないかぎり、やはり屋根は低く、そして角度をつけるべきだと。

古民家といえば木造。那覇などの中心地では減ってしまったけど、先人の知恵があったんだね。なんて考えながら観察すると楽しいかも。

美ら海水族館のある海洋博公園には、琉球王国時代(17～19世紀頃)の民家を復元した「おきなわ郷土村」があるよ。いろんな時代の民家を見てみるのも面白いね。

その中の地頭代の家(ジトゥデーヌヤー)には案内係のおねえさんたちがつめており、立ち寄るとあれやこれやと話を聞かせてくれる、なかなか楽しいスポットなのだ。

ここは観光客がとても少ないので古民家フェチなら一見の価値あり。美ら海水族館に行ったら寄ってみてね。

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